2011年4月27日水曜日

「書画の研究―筆跡の美」(文化伝統学科) (4月26日)

2つ目にご紹介するのは、

「書画の研究―筆跡の美」(文化伝統学科)の講座です。

この講座では、
「東洋の書画の流れ」を身につけることをテーマに、

紀元前から現代にいたるまで多様な形をしてきた
筆あとによる表現の「書」と「画」を、時代による様式の変化を
跡づけながら、書画それぞれの名品を鑑賞し、
筆墨の美の娯しみ方を学びます。

今回は2回目の講義となり、
玉川潤子先生による講義でした。

講師:玉川潤子(実践女子大学非常勤講師)
プロフィール:1996年実践女子大学大学院文学研究科美術史学専攻修士課程修了。専攻は中国絵画史(特に明代絵画)。論文『陸治筆「玉田図巻」について』(『実践女子大学美術史学』16号)など。

2回目の講義テーマは、「中国絵画―明時代文人画を中心に」ということで、墨の面と線によって表された墨画の世界を、明代の文人画を例として、
様式や技法の展開、鑑賞のポイントを示しました。

スライドショーと解説が中心となりましたので、
写真ではあまりよく見えませんが、興味深く、中身のある講義が展開され、
受講生も120分、集中を切らすことなく真剣に話に聞き入っていました。







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