2011年4月14日木曜日

季節のもてなし「懐石料理」 (文化・伝統)

この講座は、申込開始早々に満員になり、、
残念ながら受講できない方も 多数出た人気講座です。

「季節のもてなし「懐石料理」」(文化・伝統学科)

日本料理の原点ともいえる懐石。
その懐石料理は、今、世界中の料理人に多大なる影響を与え、
注目されています。

懐石は茶の湯での食事として茶の湯の洗練と共に発達して、
茶事の大切な一要素をなしています。

単に味覚に訴えるにとどまらず、色彩に心をくばり、視覚にも美しく、
冬は暖かく、夏は涼しくをモットー に「もてなし」の根源を表現している懐石は
日本が生み出した素晴らしい文化です。

この講座では、懐石の言葉の意味を知り、懐石で使用される箸や椀等の
食器の扱い方と食作法、春夏秋冬の器の選び方と料 理の盛付を学びます。


講師は、井関脩智先生です。

■講師:井関脩智(茶人)
■プロフィール:1946年、東京都生まれ。日本大学にて工業化学を専攻。その後、東京都立工業奨励館にて高分子化学を研究する。池坊お茶の水学院日本料理科講師、三越文化センター裏千家茶道講師、青山塾舎茶花講師を務めたのち、現在「星岡」主宰。日本橋高島屋セミナー茶道講師。


 この講座は、講義と演習が組み合わさりながら展開され、
最終講では、実際に畠山記念館 明月軒に赴き、
畠山即翁の「朝茶事の懐石」を再現します。

初回である今回は、
「懐石とは?懐石料理の歴史と食器の説明」をテーマに、
懐石の言葉の意味や、現代までの懐石料理の変遷を学び、

また、懐石で使用する利休箸、四つ椀、八寸や湯斗等の食器類や
扱い方・食作法を勉強し、実際に懐石料理を味わう演習も行われました。





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