この講座は、
普段写真を撮っている人が次のステップアップとして写真を編集し、
「写真集をつくる!」ことを目的としています。
やみくもに写真を集めるだけでは写真集はつくれません。
良質の写真集が完成するまでには数々のエピソードやノウハウが存在します。
写真集の出版にも関わる、その道のプロたちが講師となり、
独自の哲学や方法論を学びながら、写真集をより深く理解していきます。
初回である今回の講師は、鷹野隆大先生でした。
■講師:鷹野隆大(写真家)
■プロフィール:1963年福井市生まれ。1987年早稲田大学政治経済学部卒業。2006年に『IN MY ROOM』(蒼穹舎)で第31回木村伊兵衛写真賞受賞。性の在り方を問い直す作品のほか、日本の都市空間を日々記録し続けている。個展 2000年 「ヨコたわるラフ」ツァイト・フォト・サロン、2006年「男の乗り方」など。海外でも展覧会多数。パブリック・コレクションとし て、東京都写真美術館と国際交流基金に作品が収蔵されている。
独特の感性で語られる鷹野氏の言葉と、
興味深いスライドの数々を皆食い入るように見つめながら、
受講生それぞれが、その講座の本質を自分なりに咀嚼し、
何かを感じ取っている様子でした。
この講座は毎回講師が変わりますので、
2回目は、金子隆一氏、3回目は、町口覚氏、
4回目は、鈴木芳雄氏、5回目は、飯沢耕太郎氏、
と続いていきます。
鷹野隆大先生の講義は、写真集の編集や撮影した写真の振り分け方のポイントなど興味深い内容で充実していました。有意義な時間を過ごすことができました。2回目の金子先生の講義も楽しみにしています。
返信削除