文化・伝統学科の講座 『「日本庭園の美」の由来』です。
この講座は、講義を通して、日本庭園に見られる
先人から現代へ受け継がれているデザイン性や美意識を
読み解いていくという講座です。
講師は日本庭園文化史研究の第一人者として活躍する
尼埼博正氏をはじめとしたスペシャリストです。
今回は尼埼先生による講義でした。
■講師
尼崎博正(京都造形芸術大学教授、農学博士)
【プロフィール】
1946年生まれ。京都大学農学部卒業。日本庭園・歴史遺産研究センター所長、文化庁文化審議会文化財分科会世界文化遺産特別委員会委員、宮内庁御所離宮庭園特別整備技術指導委員、日本造園学会関西支部顧問、日本造園修景協会京都府支部長、史迹美術同攷会会長、他。1992年日本造園学会賞受賞(設計作品部門)。『植治の庭-小川治兵衛の世界』をはじめ著書多数。
1946年生まれ。京都大学農学部卒業。日本庭園・歴史遺産研究センター所長、文化庁文化審議会文化財分科会世界文化遺産特別委員会委員、宮内庁御所離宮庭園特別整備技術指導委員、日本造園学会関西支部顧問、日本造園修景協会京都府支部長、史迹美術同攷会会長、他。1992年日本造園学会賞受賞(設計作品部門)。『植治の庭-小川治兵衛の世界』をはじめ著書多数。
第2回目となる本回のテーマは
「王朝庭園の美意識―桂離宮と修学院離宮」です。
宮廷文化の結晶として生み出された桂離宮と修学院離宮。
王朝庭園の復活期を代表するこの2つの庭園の美を、
立地から空間素材、意匠、素材、施工法に至るまで詳細に読み解いていきました。
一つ一つの話が大変興味深く、
受講生も終始真剣な眼差しで講義に向き合っていました。
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