2010年12月10日金曜日

大型ガラス設置

本日、外苑キャンパスのエントランスに飾られてある
松本哲男さん(東北芸術工科大学学長)が描かれた大作「人類の森」に、
大型のガラスが設置されました。

美術館でもそうですが、普通にあるとあまり気に留めないものですが、
設置には非常に大掛かりな手間と労力を要します。

本日はこのガラス設置の為に10名以上の人間が、
神経を尖らせながら作業に当たっていました。

無事設置作業が終了しましたので、これからは日光による変色の心配も無くなり、
皆様が長きに渡ってこの素晴らしい画を鑑賞頂けることと思います。



2010年12月7日火曜日

日本酒道を極める ~日本酒とコミュニケーション~

本日行われた夜の講座を一つご紹介します。

講座は「日本酒道を極める」です。

この講座は、古来より私たちの祖先が生み出してきた
発酵技術の頂点に存在すると言っても過言ではない「日本酒」という文化を
試飲を交えながら学んでいく講座です。

講師は日本酒の専門家、(株)岡永の取締役でもある、森晃一郎先生。

今回は第4回目の講座で、
テーマは「日本酒の特性 ~地域を味わう~」ということで、

北海道から九州まで海沿いから内陸部までの食文化を軸に
様々な日本酒の味わいの違いを学びました。

地域ごとの日本酒の傾向や特性の違い、
同じ米から作られるお酒なのに、こうも特徴が異なるものかと
改めて日本文化の奥深さに感動させられます。




食の基本、和のだしを考える ~世界一インスタントな日本の旨味大解剖~

先日の講座をもう一つご紹介します。

講座名は「食の基本、和のだしを考える」。
タイトルの通り、「だし」について深く学ぶ講座です。

講師はTVや著書でも有名な久保香菜子先生。

和のだしを素材別に解説しつつ、美味しい「だし」への近道を探り、
実際に様々な「だし」を味わい、自分で「だし」もひくこの講座は

教室中が何とも言えない芳醇な香りに溢れ、
五感を刺激する魅力的な時間です。

今回は「精進だしと旨味の相乗効果」をテーマに、
精進だしの種類や抽出方法を学び
それぞれのだしの特徴、味を試飲しました。




絵具研究講座 ~カンバスと絵具のコラボレーション~

先日行われました「絵具研究講座」の講座風景をリポートさせて頂きます。

この講座は、扱いのやっかいな油絵具を中心に、カンバスや油彩画溶液、水彩絵具、
アクリル絵の具、テンペラ絵具について学んでいきます。

講師は、絵具の研究開発に長く携わり、研究室長を務めていた
植本誠一郎先生です。

今回のテーマは「水彩絵具を知る」ということで、
水彩絵具の性質を表現と結び付けて解説する講義が行われ、
植本先生の熱弁に皆、真剣に聞き入っていました。

2010年11月25日木曜日

誰でも作れる生活漆器 ~自作の漆の器で食べる極上の時~

昨晩の夜の部で行われた講座を一つ紹介します。

講座名は「誰でも作れる生活漆器」で、

読んで字のごとく、漆のことを学びながら、
実際に生活で使える漆で器を塗り、飾ります。

講師は工芸作家の柴田克哉先生です。


本日は第3回目の講座になり、
お皿とお椀に蒔絵と漆絵を描く作業でした。

皆、180分という演習時間でも足りない程、
真剣な眼差しで作業に没頭していている様子でした。


2010年11月24日水曜日

すぐ描ける色鉛筆画 ~草花や広告紙など、身の周りのものを描く~

本日は「すぐ描ける色鉛筆画」の講座をご紹介します。
講師は画家の加藤栄吾先生です。


この講座は初心者から経験者まで幅広く受講できるもので、

家の中や旅先で見つけた美しいものを身近にある色鉛筆で、
水彩画ではでは出せないシャープな印象の画面に仕上げる為の方法を
3時間という十分な講座時間を使って、実践を通しながら学びます。


本日は3回目で、「生花を色鉛筆で描く」というテーマで
ユリの花をモチーフに、技法を学びました。

各自が描画作業を進めながら、
都度、先生がアドバイスをしてくれ、

最後に皆で描いた画を鑑賞しつつ、先生が講評を行います。

皆、人の意見でも、自分への意見にも真剣に聞き入っていました。





2010年11月16日火曜日

日本画、油画、フレスコ画など、平面表現における素材の検証。

「絵画技法材料体系-水系・油系のすべて-」の講座では、
日本の美術教育で遠いところに置かれがちな“素材の科学的検証”に焦点をあてて学びます。
これまで明かされなかった素材の科学を、実践可能なレシピも含めて、惜しみなく明らかにします。

美術と科学は絵画の両輪であり、講座を通して絵画の表現領域を広げて欲しいと言います。

目の前で実践する「青木芳昭先生」。

様々な素材の数々。

本物の顔料の美しさ!

和の鑑賞 茶・香・花の空間 -初めての和の伝統文化体験-

本日の「和の鑑賞」の講座では、
「茶をたてる、いただく、茶道具を鑑賞する」というテーマの下、

茶道具の鑑賞方法等を学びつつ、
実際に作法に乗っ取って、鑑賞体験や抹茶を頂いたりという実習も行いました。

講師の一挙手一投足に、受講生は皆、真剣な眼差しで向き合い、
改めて日本文化の素晴らしさを感じ取っている様子でした。




2010年11月10日水曜日

フラワーライフへの誘い ~魅せるフラワーアレンジメント&フォト~

本日の講義をもう一つ紹介いたします。

講座は『フラワーライフへの誘い』です。
今回は第3回目の講座で内容は「ギフトフラワーとスタイリッシュ・フォト3」

講義と実習を交えたこの講座では、

生活シーンにおける花のおもてなし方法と
ポストカードのような美しい写真が撮れる写真術の
両方の技術を学ぶことができます。

実際に手を動かすので、
より印象的に、そして楽しく学ぶことができます。



ものづくりと職人 ~京のものづくりの歴史と職人文化~ 講義風景

本日は「ものづくりと職人1 ~今日のものづくりの歴史と職人文化~」の

第3回の講義が行われました。



今回のテーマは

『「京表具』に見る京のものづくりの背景』で

講師は岡崎昭先生でした。


独特の美しさを抱く京表具の素晴らしさ、

そして、それを分かり易く解説してくださる岡崎先生の講義は

和文化の素晴らしさを改めて実感させてくれるものでした。




2010年11月9日火曜日

天然染織 -美しい日本の色-

日本の色1 -天然染織の魅力を語る-
3回目の講座が開講されました。

講師は山岸幸一先生と山崎和樹先生。

山岸先生の大変美しい作品が展示され、
天然染料で染められた素材の美しさが受講者を魅了しました。

山岸先生の作品は、手仕事、天然染料にこだわり、
紅花の栽培から紅餅を作り、繭作りから手紬で糸に仕上げ、
江戸時代から伝わる伝統的な手旗織物として仕上げているそうです。 

山岸先生の紅花染の作品を前に、魅力を語る山崎先生。

秋らしくなってきました。

今朝、道を歩いていたら枯葉の数が非常に増えているとを感じました。

もうすっかり秋ですね。

このキャンパスの回りは木々で溢れている為、
このような四季の移ろいを本当によく感じることができます。

都心にあって、都心でない、不思議な場所です。


今週末にはすぐ側で「いちょう祭り」も開催されます。

お祭り参加のついででも構いませんので、
是非、気軽にお立ち寄り頂いて、

この周りの環境や、この建物、バラエティに飛んだ講座内容に
触れてみて頂ければ幸いです。


「いちょう祭り」概要リンク

2010年11月8日月曜日

厳戒態勢

連日の好天気が非常に気持ちがいいです。

それにしてもAPECに関連した取締りが凄い。

学舎は明治神宮外苑にあるので、
この回りはだだでさえ警察はいる方なのですが、

検問や、見回りの警官の数がいつに無く多いです。

安全なのはいいのですが、
何だか物々しくて、個人的には早くいつも通りに戻って欲しいです。


2010年11月5日金曜日

自分磨き日和

本日は気持ちのいい天気ですね。

雲一つない快晴。

開口部の大きいこの芸術学舎の建物は、
陽の光が差し込み、明るくて・美しくてとても心地が良く、
いつも以上に学びの意欲が湧いてきます。

まさに自分磨き日和ですね。



2010年11月4日木曜日

東京芸術学舎ブログ開設

東京芸術学舎のブログを開設いたしました。

展開されている講義の様子や、
新しく開催される講座・各種イベント情報などを

随時掲載していきます。